【学生による活動紹介】地域高齢者宅除雪ボランティアを行いました
2018年3月13日(火)掲載
この活動は、高齢者や身体障害者宅の除雪作業を行うことによって高齢者や身体障害者の精神的な負担を減らすこと、
また、学内の学生のみにとどまらず、米沢市内の他大学生や中高生を指導し、地域の方々とともに除雪を行うことで、
除雪活動の輪を広げ、地域全体の除雪に対して協力的に取り組んでいく事を目的としています。
【今年度活動実績】
全参加学生人数 73名、除雪依頼宅 19件
【今年度の活動について】
除雪ボランティアをすると同時に他大学との交流を深めるという平成25年度からの試みを継続して行い、今年度も米沢女子短期大学の学生の協力を得ることが出来ました。
また参加人数は目標である130名に達することは出来ませんでしたが、他学科の学生の協力を得ることもでき、全体として昨年度と同程度の参加人数を確保することができました。
除雪依頼件数については、少雪で依頼が少ない日もありましたが、1日10件程度の除雪活動を行い、合計除雪依頼件数は45軒となりました。
昨年度と今年度を比較すると除雪件数は増加したが、目標件数の70軒を達成することができませんでした。
今年度もテレビや新聞を通して私たちの活動の認知度が上がり、地域住民の皆さまや大学関係者など多くの方々に声をかけてもらうほどになりました。
酒田市で開催された雪サロンでは、庄内地区の除雪ボランティア団体の方々と活動内容を報告し、意見交換を行いました。
除雪作業は重労働で危険を伴う作業であるが、意見交換会で学んだことを活かし、こういった作業を誰一人大怪我することなく安全に行うことが出来たことがなにより評価できる点です。
「雪は生活に支障をきたすだけでなく、山菜が育つために必要な恵みになり春には素晴らしい景色をもたらしてくれる」というお話を伺い、雪に対する考え方が変わるきっかけになりました。
また、雪と共存するためには多くの人の助け合いが必要であると考えさせられる活動となりました。